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クリエイターズの仲間紹介その②

こんにちはにゃんこうめです。
皆さんはゲームをしますか?私は小学生の頃からゲームをやっていて、今でこそそれほどハマってはいませんが、それでもやり始めると止まらなくなるくらい好きです。ところで今から39年前の7月15日はあのファミコンの発売日だそうです。そう、私のゲーム人生もファミコンと出会ったおかげ?で始まりました。考えてみれば、ネットゲームで知り合った友達がいたり、果てはゲーム内での友達と結婚までしたりと、人生の隣にはいつもゲームが・・といっても過言ではありませんね。数年前にはファミコンミニなる本体に数十本のゲームが付属した機体が発売されたりしていますので、気になった方はまたあの頃に戻ってみるのも一興かと思いますよ。

さて今回は、クリエイターズの仲間紹介の第二回目です。
今回紹介するのは、入社して6年目のXさんです。彼女は負けん気が強く頑張り屋で、こと清掃作業においては誰よりも精通しているであろうすごい方です。
彼女がここ、クリエイターズを選んだきっかけは、支援員の方からの勧めもありましたが、ここは他の作業所とは違い、自主性を大切にしてくれそうというのも決め手となり入社しました。

現在行っている作業は多岐にわたり、主には清掃作業、能登ヒバなどに関しては材料・商品のカットに始まり、梱包や装飾などなど。様々なことをこなせる背景には、彼女のモットーがあります。それは「やれません」とは言わないこと。とにかく一度やってみる。それでダメなら仕方ない、ということ。私もその考えには大いに賛成で、人間、なんでもやってみなけりゃわからないんです。やれればもうけもの位でいいんだと思います。チャレンジ精神を持って物事を行うことは自分を大きく育ててくれる大事なファクターになると思います。

さてそんなXさんですが、作業でなんでも簡単にこなせる・・というわけではありません。体力的にもきついと思うこともありましたし、その上もっとも苦手とするコミュニケーションでつまづくことも多々あったそうです。自ら話すということが苦手な方は障がいを持っている方に多いと思いますが、Xさんも御多分に洩れず苦手。でも最近は、そこは敢えて自分の苦手な部分をわかっているからこそ、話しかけるようにしているそうで、日々努力されています。

日々努力する中で、Xさんは考えます。このままでいいのだろうか?と。もちろんここの職場も好きだし、居心地もいい。変化は怖いけども、このままではダメだ。もっと上を目指すべきではないのか?先へ進むべきではないのか?私の終着点はここではないと感じ、障害者枠での就労を目指し、この11月から晴れて就職が決まりました。
ある施設の清掃作業に就かれるそうで、これまでの経験を生かせる場所でのお仕事で、全くの未経験ではない分、少しは緊張もほぐれてお仕事できるといいですね。
そして今後の課題もやはり、コミュニケーションだそうで、これはやはり失敗してを繰り返しながら体感していくしかないでしょうし、それにめげず頑張ってもらえたらと思います。

私は清掃の現場でXさんとよくご一緒させていただき、いつもその仕事ぶりに感心し、そして見習わないとと襟を正していました。私の指針の一人だった方がいなくなってしまうのはとても寂しく辛いですが、新しい職場でもあなたらしさを持ってすれば、どんな場面でも乗り越えていけると私は信じています。頑張ってくださいね!!