こんにちは。
クリエイターズの岩下です。
先日「日本のいちばん長い日」を見てきました。
戦後70年が経ついま、いろんなことを考えさせられる映画でした。
戦争については全然詳しいわけではもちろんないのですが、
たまに日本が戦勝国になってたらどうなってたんだろう、、、?
満州国が現在の日本の領地のままだったら、、、?
もし大東亜戦争で本土決戦となっていたら、、、?
もっと早く終戦になっていたら、、、?
など、歴史に「○○だったら?」というのはナンセンスかもしれませんが、
そういったことを考えるとちょっと不思議な感覚になります。
「日本のいちばん長い日」は大東亜戦争(太平洋戦争)の終結にむけて、
皆が「我が国を守るため」「国体護持」のためにどうあるべきか。
どう交渉すべきか。
どう決断すべきか。
という点で「決断」の難しさを強く感じました。
特に、阿南 惟幾(あなみ これちか)陸軍大臣が「国体護持」を強く、強く主張し、
降伏文書にあった「subject to」の解釈が「隷属化」であったために、
天皇の地位、天皇による国体を護持できないのではないかと懸念し、
最後まで戦争継続、本土決戦を主張されていたことが印象的でした。
阿南陸軍大臣だけでなく鈴木内閣における各大臣においても、
もっとも大事にしているのは「天皇」「天皇による国体」、
そして「日本国」「日本国民の平和」ということが非常に理解できました。
さて、皆さんは現存する国家でもっとも最古の国はどこか。
との問いにすぐに回答できますでしょうか。−
中国4000年の歴史?
ローマ帝国?
実は我が国「日本」です。
私は竹田恒泰先生(明治天皇の玄孫の方)のご講演を拝聴したことや、先生の書籍でも学ばせていただき、その「事実」を知ることができました。
世界最古の歴史、文化、そして国民の幸せを天皇の統治によって長く実践してきた日本。
そしてそんな日本だからこそ、本土決戦を行うべきか、ただちに終戦すべきか。
どちらが日本と日本国民にとって良いのか。
しいては当時多くの植民地化にあったアジア人にとって良いのか。大変たいへん難しい決断です。
最終的には昭和天皇による「ご聖断」が2回実施され、8月15日に終戦となります。
※しかし映画の中では、それでも納得できず陸軍の方たちはクーデターを起こします。
私は右にも左にも傾いていません。
もちろん、戦争は2度と繰り返してはいけないと思いますし、
武力行使による制圧、侵略はあたりまえですが、あってはならないことです。
そして何よりも尊べきものはあたりまえですが「人の命」だと思っています。
ただ一つ思うのは、日本という国は外国の方々へも自慢できるくらい、本当に素晴らしい国だと思っています。
なぜなら今まで出会ってきた人達が素晴らしい方ばかりだからです。
素晴らしい国の人は素晴らしい。
素晴らしい人の国は素晴らしい。
そういった「愛国心」は常にあり、逆にそういった愛国心がないのは祖先の方々にも大変失礼ではないか。とさえ思います。
このように今、幸せな生活ができるのも私たちの先輩のおかげであり、国を愛し、より良い未来を継続して創っていくことが、今の時代を生きる私たちに生きる使命であり、礼儀でもあるのかな、、、と。いろんなことを感慨深く考えた映画でございました。
以上、岩下でした。