はじめまして。
クリエイターズの代表をさせていただいております。作業療法士の岩下と申します。
いろいろご縁があり、ブログ的なものを弊社のWEBで書いていこう。ーという感じになりました。
経営、作業療法のあり方など、真面目なことと、
かなり個人的なこと、面白いこと、笑えることなど、既成概念にとらわれずにある程度自由に頑張ってみようと思います。
わたしは漫画を読むのが大好きなのですが、今日は私の青春時代の聖書でもあるドラゴンボールからの、マネジメントについて考えていきたいと思います。
わたしが尊敬するドラッカー先生は、
「何事かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、到底できない。」
「不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。」
by ピーター・ドラッカー
ーと言われており、ドラッカー先生は常に、強みに焦点をあて、強みを成長させ、強みによって成果をだし、強みをもとに組織マネジメントをすることを言っております。
解釈の違いで「弱み」は「強み」になる!!
さて、ドラゴンボールの悟空の親友「クリリン」は地球人だが、何故か鼻がないという特徴をもっています。(そこまで有名ではなく、ちょっとマニアックなことですが・・・)
本来人間であれば、障害であり、かなり苦難を感じることですよね。
ある時、クリリンは天下一武道会で「とってもくさい敵」と戦うことになります。クリリンは自分に鼻がないことに気づいておらず、「く、くさい、くさすぎて戦えない・・・」と相手にやられっぱなしになります。
しかし、相棒である主人公の悟空に「お前が臭いと感じるのは気のせいだ!お前には鼻がないだろう!」と自分に鼻がないことを生まれて初めて気づきます。笑(おそーっ)
すると、ヘコむどころか「そうだ!」とポジティブに考え、あっさり相手をやっつけてしまいます。
この一場面をあらためて深く考察すると、クリリンは、
「自分の鼻が『無い』ことをポジティブに考え、臭いを感じないという「弱み」を「強み」と解釈し、相手をやっつけてしまった。」
そう、障がいかもしれない部分が「強み」になったのです。
これは普段のマネジメント、人間関係の中でも、活かせる素敵な考え方であり、解釈だと思います。
・短気 → 情熱的
・ネガティブ → 慎重
・心の病気 → ピュア、優しい
・身体の障がい → 健常部分の発達、障がい独自のADL動作の獲得
・腕がゴムのように伸びる → 強いパンチ(私の好きな漫画)
・うそつき → 時にはリーダーシップがとれる(私の好きな漫画)
・眉毛が繋がっている → 面白い
・あほ → 面白い
・空気が読めない → 面白いかもしれない(特にそれにツッコミが入れば)
どうでしょうか。
人の個性、特徴は「事実」であり「現象」であり、それは覆すことのできない「真実」ですが、
人の個性、特徴の感じ方、捉え方は、人の価値観によって無数にあるため事実ではなく「解釈」です。
その解釈がどのような事実に対してもポジティブなもの、肯定的なものに解釈できるのであれば、一人ひとりの「弱み」さえ、「個性」となり、すべて「強み」になるのかもしれません。
「障がい」は「個性」であり「強み」である。ー
実はこの考え方はわたしたちクリエイターズの骨幹の考え方でもあります。
そのように「強み」を見出し、マネジメントし、成果をあげるのが、ドラッカー先生も言われる「マネージャーの責任」だとも考えます。
さいごに。
クリリンは何故か鼻は無いのに、鼻くそは顔から飛ばせるんです。(漫画ですので、、、笑)
以上、岩下でした。
ご拝読感謝申し上げます。