いしかわ百万石文化祭のノベルティが完成しました!!

こんにちはにゃんこうめです。今までの人生で夜寝るときはエアコンはつけない!と心に決めて氷枕だったり、扇風機だけでやり過ごしていた夏ですが、さすがに今年の暑さには負けてしまいました。寄る年波・・というのもありますが・・。ですが温度設定は決まって28度に固定です。これは断固曲げる気はありませんよ!と、誰にも聞かれていませんが宣言してみる・・。
皆さんも我慢せず、適度にエアコンは使っていきましょうね。

さて今回は森林組合様からいしかわ百万石文化祭で配布するノベルティ、オリジナル扇子のご注文をいただきました。この商品デザインは元々先方からデザインはいただいていて、大まかなことはすぐに決まりましたが、予算や材質、形状などクリアするべき課題が多く試行錯誤の連続でした。
素材ではいつも使っているプリンターに材料が通らない、通るが割れたり曲がってしまうなど、一筋縄ではいかず、数ヶ月を要しました。
また、注文ロット数も千を超える物でしたので、果たしてウチで期待に応えることができるのだろうか?などなど不安材料はありましたが、長年の付き合いがあるからとご依頼くださったのでなんとしてでもやり遂げようとみんなで一丸となって取り組みました。

今回のプロジェクトは新聞にも取り上げていただいて、自分たちとしても意義のあるお仕事をさせていただいているのを改めて実感しました。こういった形で自分たちのお仕事の内容が世に知れ渡るのはとても嬉しいことですし、今後のお仕事へのモチベーションも上がりますね。

今回は障がい者芸術の分野のイベントや、展示もあるので、ぜひ障がいを持った方の手で作って欲しいとの思いもあり、それにもお答えすべく、精一杯やらせていただきました。

当たり前のことですが、初めてのことだからと逃げちゃいけない。どんな物でも、やってみなければわからない。仕事ですので一か八かではもちろんいけませんが、障がいがあるから、こんなことが苦手だからと自ら引き下がることはないと思います。むしろ前へ。失敗を恐れず前に進むことこそ、自分を強くし障がいや病気に打ち勝つ心を育てることに他なりません。仕事とは、障がいとは病気とは。そんなことを改めて考え直すチャンスをもらえた、今回のお仕事でした。

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木の商品カタログ製作しました!

こんにちは、ライライです。

最近、面白い本を読みました。
その本によると、脳は主語を理解しないそうです。なんと。

例えば、「あなたって素敵な人ですね」と言えば、脳は「私は素敵なんだー、へえー」と思うそう。
逆に、「あなたって貧乏ね」と言えば、「私は貧乏なんだ」となる…。
若干スピリチュアルな話にも聞こえますが、会話する人にポジティブな言葉を伝えてみようと思ったのでした。

さてさて、近日中にお目見えかもしれないです!
クリエイターズのカタログが更新されます。

カタログ更新の背景としてはお客様からの要望があり変更いたしました。
以前のカタログでは、以下の意見をいただいています。

  • 新しい商品ラインナップが見たい
  • デザインが小さくて分かりづらい
  • FAX用紙に住所欄等が抜けていて使いづらい

以上のことから製作いたしました。

更新ということで、色々と改善しています。

  • 木の商品と革製品を別々の冊子に
  • 木の商品版はレイアウトをゆったりと、商品画像を大きくして見やすく
  • 木の商品版は加賀五彩を使い、和紙なども用いて和風のデザインに
  • 革製品版はリハスレザーのイメージで写真を総撮り直し
  • 革製品版はリハスレザーらしい高級感があり、かつシンプルなデザインに
  • FAX用紙を使いやすいものに

木の商品版はもうスタッフに渡っていて、チェックが終わったと思われ、完成データになっていました。

表紙はこんな感じ(スタッフからアイデアをいただいて製作しました)

 

印刷物を作ったことはぼぼないので、たくさん試し出力してもらいました。
モノクロでもいいので紙の状態にしてみないと、うまくデザインできているかわからなかったです。
いろいろなスタッフにアドバイスをもらいながらの製作、とても楽しく、いい経験になりました。
ありがとうございました。

それでは、今日も良い1日をお過ごしくださいませ!

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卒業証書はがき制作承ってます!

こんにちは、にゃんこうめです。まだまだ雪が降る日もありますが、これを書いている今日はとってもいい天気で暑くて腕捲りしてるくらいです。これから自転車で走るのが気持ちいい季節ですね。実は自転車で派手に転び、救急車にのったのが早一年前。あれからまだ傷は疼きますが、それよりも乗りたい病のウズウズが止まりません笑早速今週末にレッツらゴーです!

今回は卒業証書ハガキのご紹介です。皆さんはご存知ですか?学校教育法施行規則というもので、「校長は、全課程を修了したと認めた者には、卒業証書を授与しなければならない。」という決まりがあるそうです。私は卒業証書は単なる記念の品くらいの認識だったのですが、授与しなければならない。と厳格に決められているのですね。
そういえばあの卒業証書が入った筒、卒業式の帰りに友達とあれでチャンバラしてましたね・・・なんと罰当たりな笑

私の高校卒業の思い出は正直なにもありませんでした。ただ学校へ行く日々が終わってしまったといった感じでした。その時は就職も決まっておらず、この先一体どうなっていくのか、どうしていけばいいのか、初めて人生というものを真面目に考えざるを得ない状況になって、焦り、心が折れ、人生から逃げていました。思えばあの時が、逃げグセがつき始めた最初かもしれません。今いい歳になり、根っこの部分はあまり変わっていない気がします。少しは成長しているのかもしれませんが、まだ子供のままです。それでも、周囲の人に助けられこうして生きている。そう、当時と違うのは今は一人じゃないということ。私は周囲の方々に感謝しつつこれからも成長していかなければいけませんね。

さて脱線はこの辺にして、卒業証書ハガキの紹介に戻ります。
この春卒業する大切なあの方に、あなたからの、小さいけれど記憶に残る卒業証書を送ってみませんか?もちろん、学校からもらった証書も嬉しいものですが、こういった特別なものって、いつまでも手元に置いておきたくなりますね。

ヒバのやさしく清涼な香り漂うハガキサイズの卒業証書です。もちろん裏面に切手を貼って
郵便物として出せます。記念の品に添えるポストカードとしてもいいかもしれませんね。
そうそう、卒業といっても学業だけではなくこの商品はHPには載せていませんので、気になった方はこちらまでご連絡くださいね。

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三峰神社様にご注文いただきました!

今回三峰神社様にとある件で問い合わせした折、弊社の取り組みについて知っていただき共感していただいて、また木の商品に興味を持っていただき、能登ヒバのハガキでオリジナルの物をぜひ製作してほしいとご依頼があり製作にいたりました。

さてここで、ご注文してくださった三峰神社様についてご紹介します。
三峰神社は、埼玉県秩父市にある、日本武尊(やまとたけるのみこと)が創始したと伝えられています。夫婦神の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)がまつられているため、夫婦和合(夫婦が仲良くすること)のご利益があります。

まず最初に目に入るのは三ツ鳥居ではないでしょうか。三ツ鳥居とは、通常のかたちとは異なり、鳥居の両脇に小さめの鳥居がくっついた珍しい物。そしてその前には、狛犬ならぬ狛狼がいます。三峯神社の神の使いは大口真神(オオクチノマカミ)と呼ばれており、現在は絶滅してしまった日本狼が神格化されたものだそうです。火防・盗難除け・諸難除けの神として崇められています。

参道を進むと、拝殿が現れます。とても美しく色鮮やかな拝殿は、1800年に建立されたそうです。つい見入ってしまうほどの美しさを誇る拝殿の側の石畳には、龍が浮き上がったとされるものがあり、そこも注目したいとこですね。待ち受けにすると運気がアップするなんて話もあるみたいですよ。

このように、見所のたくさんある大変有名な神社に、私たちの能登ヒバのはがきを使っていただけたことは大変光栄です。私は趣味で神社仏閣にお参りして、御朱印を集めていますが、このコロナが収まったら、ぜひこちらの神社にも行かせていただけたらと思っています。


新商品メモ帳が完成しました!

こんにちは、にゃんこうめです。
さて今日は発達障がいあるあるかなという話題を一つ。
例えば誰かとお話をしていて、話してるそばから自分でどんな話しをしていたか忘れてしまうというものです。その日の体調などによっては、かなり忘れてしまいます。もう一つ困ったことに、お話をしてもらっている内容も忘れていってしまうことも重なったりもします。これを防ぐために、可能ならば、会話する時はメモをとるようにしています。喋りに合わせてメモを取ると、自分でも読めない文字を書いてたりしますが笑 それでも、「書いた」ということと記憶が結びつくのか、案外頭の中に言葉たちが残っているものです。メモを取れない場面ではその応用で、頭の中で紙にペンで書くようなイメージでメモを取ると、これもまた記憶に留めておくことができている気がします。イメージするというのは私の場合とても有効なようです。

さて今回は、新商品のメモ帳が完成しましたので、そのご紹介です!
今のところラインナップとして5種類をご用意しました。
左から能登・水引・金沢・加賀野菜・兼六園となっています。
能登は、宇宙人がいて塩田や千枚田などコミカルでかわいらしい印象ですね。
水引は、金沢をイメージしたアイテムを、これまたかわいらしい絵柄でまとめてますね。
金沢も、同じく金沢らしさのあるものを、すっきりと描きました。
加賀野菜は、金沢市周辺で主に栽培される15種類の伝統野菜のことを指します。それらをディフォルメして散りばめています。
そして兼六園。言わずと知れた、石川が誇る日本三名園の一つを、利用者の方の絵を使い作成しました。

ラインナップは今後もいくつか増える予定ですのでお楽しみに!
価格は税込440円(予定)と、お手に取りやすい価格となっています。
サイズ的にも大きすぎず小さすぎず、かわいい相棒として活躍してくれることと思います。
尚、表紙のデザインはご注文いただければ、オリジナルのものにも変更できますので、気になった方は弊社までご連絡ください。

この商品も開発からデザイン、製作まで全てを障がいのある仲間たちで行っています。
一つ一つ、心を込めて丁寧に作成しています。どうか私たちの心も届きますように。

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〜クリエイターズの作業風景から〜ブライダル編その①

こんにちは、にゃんこうめです。
「人の気持ちはとても複雑で繊細で……誰もがすべての思いを口にするわけではなく、裏腹だったり、嘘をつく場合もあり……正確に把握するのは、私には、とても困難なのです」
これはヴァイオレット・エヴァーガーデンというアニメのセリフです。
この彼女は兵器として育てられ、感情というモノがあまり理解できないまま育てられた孤児です。
この言葉が私にはとても胸に刺さりました。もちろん、境遇も何もかも違いますから、意味合いはずいぶん違うとは思いますが、私は障害のせいなのかなんなのか、同じ気持ちを抱いたまま生きてきました。  もちろん、誰だって全ての人の気持ちがわかるとも思っていませんが、それでも私がわかる部分は少ないように思えます。ではそのわからない部分をどうやって補っていくか。私は失敗した時に、信頼できる方に、他にどんな考えがあったか聞くようにしています。もちろん、それが完全な正解でも無いこともわかっていますが、自分では無い第三者視点からの考えは、それはそれで、とてもためになります。そこから新たな発見があったり、得るものはとても大きい。
そうして段々と自分でも第三者視点を持てるようになっていければいいと思っています。
これが皆さんの参考になれば幸いです。

さて、クリエイターズではブライダル事業も行っています。具体的には結婚式で使われる、席次表や、メニュー、招待状などを能登ヒバの板に印刷しています。
今回はその中でもお客様から頂いた資料を、パソコンでデータ化し、それを印刷するまでをご紹介します。

先ずはお客様から式に出席する方のお名前、席の並びなどが書かれたデータをいただき、それをテンプレートに打ち込んでいきます。ここの打ち合わせがとても重要で、なんどもやり取りをし、調整、推敲の後、やっとデータ作成に移れます。
データ作成で注意するポイントは、打ち間違いです。例えば旧仮名使いだったり、似たような字でも、点が一つ多かったりするなど、細かな点でミスが起きやすいので、とても神経を使います。もちろん、文字などはダブルチェック以上の確認を行っています。
次に、出来上がったデータを能登ヒバの板に印刷するのですが、この板も傷や汚れのない、厳選された綺麗なものを使用しています。
それでも、作業工程で傷がついてしまうこともあり、その時は再度作り直します。

やはり、結婚は人生の晴れ舞台。その大切な日に使われるものですから、普段以上に神経を使い真心を込めて製作しています。

この後も、色々な工程を経て完成に至るのですが、続きはまた今度。

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〜クリエイターズの作業風景から〜その2

先日自転車で派手に転倒し、人生初の救急車に乗ってしまったにゃんこうめです。あ、安心してください。怪我の具合はもうだいぶ回復していて、全快ではないですが、仕事に復帰してます!
さて、転んだ時などに、皆さんだったらまず何をするのでしょう?真っ先に何をするかで、その方が何を第一にしているか、わかる気がします。
私が何を考えたか。まず「メガネ」です(笑)
私は相当目が悪く、メガネ無しでは下手したら一歩も歩けないので、こういう結果になるのも自分でも頷けます。見えないってやっぱり一番不便というか、恐怖というか。
その次に身体ではなく、自転車の傷の具合を確かめた私は、なんなんでしょうか(笑)

さて今回は以前にご紹介した作業、カットのその後の工程について深掘りしようと思います。
カット後にはまずは、角を落として丸くし、切り口をきれいに整える作業があります。これももちろん、一枚一枚手作業でおこないます。切り口にサンドペーパーをかけ、優しく面取りをしていきます。これも力の入れ具合を間違えると、割れてしまったりするので、簡単なようで慣れが必要です。
それが終われば次に、しおりならリボンをつける工程があります。これもなかなかどうして、手間のかかる作業です。慣れている方は次々に完成させていくので、難しいことでも、継続して行うことで自分のものにできるということを、改めて教わった気がします。
最後にラッピングです。私はこういう作業がとても苦手で、難なく作業されている方を、いつも尊敬の眼差しで見ています。
どのような作業でも、その人にとっては難しくもありまた、楽しいものでもある。その逆も然りですが、どの作業もみなさん一生懸命取り組んでいます。少しでも多くの方により良い商品を届けたい。そんな思いで毎日頑張ってます。

 / 日々のこと / 

クリエイターズの作業風景から

みなさん、花粉と戦ってますか!どうも、にゃんこうめです。ここ数年私も「いやいや、私はまだ違うて!!」と痒い目をこすりつつ、鼻水だーだーでもなんとか?ごまかしてきましたが、もうやつらのラブラブアタックに負けてしまいました・・・そんなに好きなら仕方がない、地獄まで共に行こうぞ!と腹をくくりました。なんとか早めに別れたいんですけどね(笑)

さて今日は、クリエイターズではどんな作業をしているのか、改めて深掘りしてみようと思います!まず今日ご紹介するのは、能登ヒバの板に印刷されたものや、様々な用紙に印刷されたものを定規を当て、カッターでカットするという作業をご紹介します。
この作業は、一つの商品が出来上がるまでの一行程で、簡単そうに見えますが、これがまた中々思うようにいかないんです。
「真っ直ぐ切る」ということがいかに難しいか。私も少しだけ手伝わせていただいたことがありますが、自身でD.I.Yでいろいろ物作りをしていて多少腕に覚えはあるんですが、中々うまくできませんでした。やっぱり、少しづつ少しづつ練習し上達していかないと綺麗に、そして速くは切れないんですね。

現在作業をされている方たちはベテランの方たちばかりで、私が取材で見学している間でも、次から次へどんどんと綺麗にカットされていく様を見ていると、シュッシュッとなんかこう、気持ちいいんですよね。

さて今回は、作業の中のひとつ、商品をカットする、に焦点を当てリポートしました。

みんなで、ひとつひとつ、丁寧に丁寧に作っています。私たちの想いが、商品を手に取ってくださった方、お買い上げくださった方に伝わりますように。

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