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石川県農林水産部 森林管理課様にインタビューさせていただきました!

このたび、石川県農林水産部 森林管理課様にお話を伺いました。今回のオリジナルデザインの能登ヒバしおり制作をきっかけに、森林管理課様の取り組みや森林資源への思いについてお聞きしました。

森林管理課様は、森林の保全や整備、林業の振興、県産材の活用促進など、県民共有の森林を未来に引き継ぐため、幅広い取り組みを行っています。また、普及啓発活動として、イベントで配布する小物や体験を通じ、多くの方に森林の魅力を伝える取り組みも大切にされています。

今回はその取り組みの一環として、オリジナルデザインの能登ヒバしおりを制作させていただきました。今後のイベントなどでノベルティとして活用される予定で、県民の皆さまに森林とのつながりを感じていただくきっかけとなれば幸いです。

デザインには、森林管理課様のご要望で、親しみやすいどんぐりのモチーフを取り入れました。石川県で見られるさまざまなどんぐりを可愛らしく描き起こして配置しています。

また、しおりの裏面には「いしかわの木を使おう」と記載されており、「県産材が利用されることで、森林の手入れが進み、いしかわの森が元気になることを県民の皆さまに知ってほしい」という思いが込められています。お話を伺う中で、「伐って、使って、植えて、育てる」という森林資源の循環利用の重要性について知る機会にもなりました。

能登ヒバは「アテ」とも呼ばれる針葉樹で、令和5年には「能登のアテ林業」が林業遺産に認定されています。森林管理課様からは「能登ヒバは能登半島地震からの地域復興に欠かせない木であり、次世代へ継承していかなければならない大切な資源」とのお話も伺い、改めてその価値の大きさを実感しました。私たちが日頃から商品に使用している”能登ヒバ”について、専門的な立場からお話を聞けたことは大変貴重な機会となりました。

完成したしおりは、森林管理課様の思いを形にしたアイテムとなりました。私たちも、能登ヒバの魅力を生かした商品づくりを通じて、地域の森林資源や地域社会の活性化に貢献できるよう取り組んでまいります。

【能登ヒバを象徴する「元祖アテ」】