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柏木工株式会社 高山ショールーム様にインタビューをさせていただきました!

このたび、柏木工株式会社 高山ショールーム様にお話を伺いました。オリジナルデザインの「能登ヒバメモ帳」の制作を通して、柏木工株式会社様が大切にされている“ものづくりへの想い”や“デザインへのこだわり”についてお聞きしました。

柏木工株式会社様は、1943年に飛騨高山で創業され、今年で82年を迎える老舗の木製家具メーカーです。1300年前から受け継がれる「飛騨の匠」の技を活かし、椅子・テーブル・ソファなどの脚物を中心に、収納や壁面家具までトータルで製作されています。長く愛用できる家具づくりを大切にされており、何十年と使われた家具の修理も行うなど“永く使い続けられる家具”にこだわっていらっしゃいます。
本社に併設された高山ショールームは、木造建築としては最大級の約1000㎡を誇る空間。自社製の家具をはじめ、インテリア小物やカフェスペースも併設され、訪れる方が木の温もりを感じながらゆったりと過ごせる場所となっています。

今回「能登ヒバメモ帳」をご採用いただいたきっかけを伺うと、能登半島地震以降、避難所や仮設住宅への家具寄贈やチャリティー販売などの支援活動を行ってこられた柏木工株式会社様。継続的に復興支援ができる方法を模索される中で、弊社の「能登ヒバメモ帳」にご関心をお寄せくださり、デザインや香りを評価いただいたことから、今回の制作につながりました。

デザインには「ここ飛騨高山の地で生まれ育ったKASHIWAであることがひと目で分かるように」との想いを込められています。完成したメモ帳は、店頭での販売やお世話になっている方へのプレゼントとして活用されており「かわいい!」「木の香りがすごくいい!」など、周囲からも好評をいただいているそうです。また「皆様の心のこもった温かさを感じ、その想いが商品にも表れていると感じました」とのお声もいただきました。

最後に、今後大切にしていきたい想いについて伺うと「職人たちの熱い想いをお客様へ伝えるとともに、お客様からの声を職人へ届ける架け橋でありたい」と語られました。「飛騨の匠」の技と想いを受け継ぎながら、地域とともに歩み続ける柏木工株式会社様の姿勢に、私たちも、ものづくりを通して人と地域をつなぎ、想いを形にする存在でありたいと改めて感じさせていただきました。今後も、ものづくりを通して地域と人をつなぐ活動に取り組んでまいります。