こんにちは、にゃんこうめです。
私は清掃のお仕事もさせてもらってるのですが、ある時清掃する部屋の中に、お客様が在室しているのかの確認のため、コンコンとノックして「清掃です」と言わなければいけない場面がありました。私は、もしお客様がいらして対応することになったら・・などと考えて、緊張してしまい、
「コンコン、清掃です」
「コンコン、清掃です」
「コンコン、清掃です」
・・・おわかりでしょうか?私はドアをコンコン叩くノックの動作をしながら、口でもコンコンと言ってしまっていました(笑)
周りに誰もおらず、お客様も、幸いにいらっしゃらなかったので事なきを得ましたが、自分で、はたと、変な事を言った事に気がついた時には、あまりの衝撃と恥ずかしさにその場に崩れ落ちました(笑)皆さんもこんな経験、ありますよね?え?あるわけないですって?(笑)
さて今回は、革製品の作業内容について深掘りしていこうと思います。
革製品は、多くの工程を経て作られています。簡単に説明しますと、先ずは採寸、型取り。その後に切り出し。それが終わると今度は、染色、貼り合わせ。そして最後に縫製をし、仕上げて完成という流れです。
革製品を作る時に最初に行うのは、革の厚みを考え、大きな革のどの部分をどう使うかを考えるところから始まります。革と、一口に言っても、部位ごとにまた個体ごとに厚みが違います。製品にした時、厚みがある程度均一になっていないと良い製品とは言えません。その為の見極めがとても重要です。
次に採寸ですが、ここで綺麗に採寸できないと、後の全ての作業に影響が出るので、ここでも気を抜けません。
しかも、革は染めると縮みます。それを考慮して大体1センチほど大きめに採寸しないといけない。その上、定規などを革に当てると傷の原因になるので、フリーハンドで切るんです!
と、商品としての出来上がりを考えて逆算しながら製作していくという、とても難しい作業で、これは経験がモノを言いますね。本職の方に比べたらまだまだかもしれませんが、携わってる方達は革製品を専門に扱っている方達ばかりで、ベテランと言っても過言ではありませんし、革にかける情熱では負けていません!
そんな熱い思いを胸に今日も頑張って製作しています!!