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〜クリエイターズの作業風景から〜革製品編その③

こんにちは、にゃんこうめです。
今日はあるニュースが気になったのでそのお話を。
ある企業の技術者がAIを作ったのですが、そのAIに意識があり、感情が生まれたというものです。このお話、どこまでの信憑性があるのかわかりませんが、ついにここまで来たかと思いました。まさに映画やアニメの世界が現実のものになろうとしている。これが発展し、究極ロボットに心が備わったなら、自分たちの暮らしも大きく変わることになるのでしょうか。昔アイボという犬型のロボットがいましたが、さらに進化して気持ちを喋るようになって・・今日は散歩は面倒だからいいわぁ・・とかいうようになったりして(笑)

以前クリエイターズで販売している革製品の作業風景の第一弾第二弾をお送りしましたが、今回は最終回第三弾です。
第三弾の今回は縫製・仕上げです。

縫製の行程で使うのは、普通の布用より太めの針と、麻糸です。
前の行程で開けた穴はひし形になっていて、その穴に合わせて糸を引く方向や力加減を調整し、ステッチにムラができないよう気をつけて作業しているそうです。

最後に仕上げの行程に入ります。ネームタグやフック(留め具、ボタンの形状のもの)、刻印などです。この行程は修正がきかず、基本一発勝負となります。フックを付ける際の穴あけは、仕上がりに関わります。大変緊張する作業です。

リハスレザーでは、ブランドロゴの刻印があるのですが、そのロゴの刻印も大変難しく何度も練習してから商品への刻印に取り組むそうです。

取材を通して、革班の方々の仕事に向かう姿勢の真摯さを感じました。
三回に分けて革製品が出来上がるまでをお届けしました。いかがでしたでしょうか?

リハスレザーは、当事業所で扱っている他の商品に比べると高価です。商品展開も始まったばかりで、まだまだ育てている途中といった感じですかね。
それでも、刻印まで終わった商品を拝見して、確かにいい!と思いました。

この記事をきっかけに、リハスレザーの商品に興味を持っていただけたらうれしいです。

 / 日々のこと / 

クリエイターズの仲間紹介その②

こんにちはにゃんこうめです。
皆さんはゲームをしますか?私は小学生の頃からゲームをやっていて、今でこそそれほどハマってはいませんが、それでもやり始めると止まらなくなるくらい好きです。ところで今から39年前の7月15日はあのファミコンの発売日だそうです。そう、私のゲーム人生もファミコンと出会ったおかげ?で始まりました。考えてみれば、ネットゲームで知り合った友達がいたり、果てはゲーム内での友達と結婚までしたりと、人生の隣にはいつもゲームが・・といっても過言ではありませんね。数年前にはファミコンミニなる本体に数十本のゲームが付属した機体が発売されたりしていますので、気になった方はまたあの頃に戻ってみるのも一興かと思いますよ。

さて今回は、クリエイターズの仲間紹介の第二回目です。
今回紹介するのは、入社して6年目のXさんです。彼女は負けん気が強く頑張り屋で、こと清掃作業においては誰よりも精通しているであろうすごい方です。
彼女がここ、クリエイターズを選んだきっかけは、支援員の方からの勧めもありましたが、ここは他の作業所とは違い、自主性を大切にしてくれそうというのも決め手となり入社しました。

現在行っている作業は多岐にわたり、主には清掃作業、能登ヒバなどに関しては材料・商品のカットに始まり、梱包や装飾などなど。様々なことをこなせる背景には、彼女のモットーがあります。それは「やれません」とは言わないこと。とにかく一度やってみる。それでダメなら仕方ない、ということ。私もその考えには大いに賛成で、人間、なんでもやってみなけりゃわからないんです。やれればもうけもの位でいいんだと思います。チャレンジ精神を持って物事を行うことは自分を大きく育ててくれる大事なファクターになると思います。

さてそんなXさんですが、作業でなんでも簡単にこなせる・・というわけではありません。体力的にもきついと思うこともありましたし、その上もっとも苦手とするコミュニケーションでつまづくことも多々あったそうです。自ら話すということが苦手な方は障がいを持っている方に多いと思いますが、Xさんも御多分に洩れず苦手。でも最近は、そこは敢えて自分の苦手な部分をわかっているからこそ、話しかけるようにしているそうで、日々努力されています。

日々努力する中で、Xさんは考えます。このままでいいのだろうか?と。もちろんここの職場も好きだし、居心地もいい。変化は怖いけども、このままではダメだ。もっと上を目指すべきではないのか?先へ進むべきではないのか?私の終着点はここではないと感じ、障害者枠での就労を目指し、この11月から晴れて就職が決まりました。
ある施設の清掃作業に就かれるそうで、これまでの経験を生かせる場所でのお仕事で、全くの未経験ではない分、少しは緊張もほぐれてお仕事できるといいですね。
そして今後の課題もやはり、コミュニケーションだそうで、これはやはり失敗してを繰り返しながら体感していくしかないでしょうし、それにめげず頑張ってもらえたらと思います。

私は清掃の現場でXさんとよくご一緒させていただき、いつもその仕事ぶりに感心し、そして見習わないとと襟を正していました。私の指針の一人だった方がいなくなってしまうのはとても寂しく辛いですが、新しい職場でもあなたらしさを持ってすれば、どんな場面でも乗り越えていけると私は信じています。頑張ってくださいね!!

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カルチャーマップを製作しました!

こんにちは、にゃんこうめです。
何十年かぶりに、石川県内に多分唯一と思われる遊園地、手取フィッシュランドへ行ってきました。昔行ったのは確か・・・小学生だったか。久しぶりに行ったのに、一つ一つをよく覚えていることといったら。タコの乗り物に、ゴーカート、観覧車にお化け屋敷。どれも遠い遠い記憶のはずなのに鮮やかに蘇りました。お化け屋敷なんて子供だった当時は泣き叫んでいましたが、大人になってからもさすがに泣き叫びはしませんでしたが、ビビリまくりでした笑 これは・・・今でも一人では入れませんね。腰が抜けそうでした笑

今日はカルチャーマップなるものを製作したのでそのご紹介です。
カルチャーマップ」とは様々な考え、感じ方の人々が働きやすい職場を目指すことを目的に、それをわかりやすく、イラストを交え説明したものです。

私は、このカルチャーマップを冊子にする作業に携わりました。

こういったものを作るのは全く初めてというわけではなかったのですが、今回は何故かミスがミスを呼び、苦労の連続でした。初歩的なものばかりでしたが、今回のミスでわかったことを今後の作業に生かすべく様々な取り決めをする提案が出来て、良かった部分もありました。失敗は成功の元、ではないですが、失敗しないと見えてこないこともありますね。

私も作成後に読んでみましたが、とてもためになる内容でした。
私が気になったページは「カオスに飛び込め」というところでしょうか。巻き込み、巻き込まれることは以外と楽しい。カオスな状況でも、みんなで力を合わせて解決していくのが、チームや会社としての理想の形かと思います。

仕事にやりがいや生きがいを見出す。当たり前かもしれませんが、実際なかなか難しいのではないでしょうか。
私は働く上でこう思いながら働いています。どんな仕事でも、どんな作業でも、そこに「楽しみ」を見つけること。楽しくない仕事だってもちろんあります。ですがその中に何か、些細なことでいいのですが、楽しみを見つけるとその仕事に対するモチベーションが大きく変わります。
例えば、単純作業ならどれだけ多くそれをこなせるか。スピードアップを図れるか。などなど、挙げればきりがありませんが、皆さんもいやだなぁと思う仕事ほど、そこに楽しみを見出すようにしてみると気持ちが軽くなるかもしれませんね。